女子硬式野球の今後


 

ずっと書きたかったテーマです。
僕の思っている事、考えている事を書きたいと思います。
文章長くなります。

 

まず現状を。

女子硬式野球はプロ野球があり、各地にアマチュアのリーグがあります。

アマチュアは、年齢も中学生から大人まで同じリーグで試合が出来る為、クラブチームは幅広い年代が同じチームにいます。

ここが女子野球の素晴らしいところで、年齢関係なく同じ土俵に立てるのは良い事だと思っています。

サムライも下は中学生から受け入れていますから。

次に、硬式ボールなのでグランドの問題があります。

高校、大学などグランドを保有しているところは稀で、色々なところを借りながら運営しているのが現状です。

サムライもホームグランドがなく、埼玉の色々な場所をお借りして運営しています。

さらに、高校などはチーム数が少ない為、どうしても部員が集中しています。

選手の増加に受け皿が間に合ってない状態なのかな。

いくらグランドがあっても、選手数が多いと練習時間が限られてしまう。

競技人口を受け入れるチーム数の問題ですね。

立ち上げるにも、グランドの問題がどうしても出てくる為にクラブチームはなかなか増えてこない。

(クラブチームの選手数もなかなか増えにくいです)

高校、大学のチーム数は今後増えてくると思います。

野球をする環境は整ってくると思う。

(5年後には相当数のチームが出来ると思います)

最後に指導者の問題。

なかなか土日を野球に費やすのは難しいですよね。

なので、指導者の環境も大切だと思っています

『チーム、グランド、指導者』

今後の女子硬式野球を考えると、この3つが大切かな。

 

まずチーム。

高校、大学のチームが増えても、大切なのは卒業した後だと思ってます。

働きながら野球を出来る環境が整っていない。

ここが整ってくれば、女子野球の本当のレベルアップに繋がると思います。

選手としてのピークは学生時代にあるのではなく、女性なら大学卒業した22~25歳ぐらいだと思っています。

(男子なら25~28歳ぐらいかな)

理由は力みが取れて、自分の身体をコントロールできる年齢になるから。

身体の使い方がわかってくるんですよね、年齢を重ねた方が。

力任せの学生と違って、コツで野球が出来るようになる。

自分で稼いだお金で生活すると責任感も違います。

これが出来る環境がまだまだ整ってないですよね。

就職のタイミングで野球から離れる選手は多いです。

 

競技人口を考えた時に大切にすべきは、小学生、中学生の競技人口を増やす事。

(野球を始める選手が増えれば、当然競技人口も増えるし自然とレベルも上がる)

そして働きながら野球を出来る環境を作り、学生だけのスポーツではなくす事。

これが大切だと思います。

教育としての高校、大学は競技人口が増えたら自然とチーム数は増えると思う。

高校、大学は毎日練習出来る環境ですからね。

(早く公立高校に女子野球部が出来て欲しい)

なので、『クラブチームとしての形をどうやっていくか?』が求められているんじゃないかな。

 

次にグランド。

これが一番の問題です。

サムライをNPO法人にした理由です。

安定的に借りれる場所がないので、いつも練習場所に困っています。

今週借りれたとしても、来週借りれるとは限らない。

それに、借りるのもお金がかかります。

硬式ボールを使用できる場所って本当に少ないんですよ。

(どなたか力を貸してくれませんか?)

グランドが安定して借りれるという事は、選手を沢山受け入れる事が出来ます。

競技人口も増えるし、練習が出来るって事はレベルもあがります。

 

そして最後に指導者です。

ここも課題ですね。

女子野球に女性の指導者がもっと増えて欲しいと思っています。

サムライも女性の指導者に来て欲しい。

手伝って欲しいと思っています。

(指導者募集してます!)

僕が男の野球しかしてこなかったので、女性の事ってわからないんですよ。

(逆にわかったらすごいですが笑)

なんとなく、こうなんじゃないかな?とかイメージで探り探りやってる感じ。

昨年、何回か片岡あゆみちゃんが練習に来てくれて、サポートをしてくれました。

すごくやりやすかったですね。

安心できる。

自分のわからない事を任せられる、っていうかな。

女性の足りないところを男がサポートすれば良いし。男にわからない事を女性の指導者がサポートすれば良いし。

指導者も選手も目指すところは、選手のレベルアップ、チームのレベルアップなんです。

女子野球には女性の指導者も必要だし、男の指導者も必要だと思ってます。

足りないところを補いながら、選手にとって一番良い環境を作りたいですね。

 

という現状と僕の意見を書いたところで、ようやくここからが今日書きたい事です。

(文章長いです)

 

『サムライに何が出来るのか?』

 

NPO法人を立ち上げて、野球が出来る環境作りに取り組む。

じゃあ、どうやって環境を良くしていくのか?

色々やりたい事あります。

(実現するかは別として)

 

例えばですよ。

うちのNPO法人は寄付で運営しています。

頂いた寄付は、全て女子野球の環境作りに使われています。

(収支報告の義務があるので、何に使ったかは公開しなくてはいけません)

その寄付で選手を雇えないのか?

年間240万円の給料を15人の選手に渡すには、3600万円必要です。

法人の正会員は一口6000円、賛助会員は5000円です。

なので、6000円×6000人の寄付が集まれば、選手に給料として渡す事が出来ます。

(単純計算なので、チーム運営費やその他経費は計算してません)

法的に本当にできるのかどうかは考えなきゃいけないんですけどね。

でもうまく運営すれば、沢山の方々のお金でチーム運営が出来るようになる。

選手を雇えなくても、グランドの手配が簡単に出来るようになるかもしれない。

そんな可能性がある。

サッカーの名門バルセロナは、ソシオと呼ばれるサポーターによって運営しています。

http://www.fcbarcelona.jp/

サポーターのお金で、世界一のチームが出来ています。

お金だけじゃなく、沢山の気持ちで成り立っているんでしょうね。

 

例えば、かずさマジックという社会人野球チームがあります。

新日鉄住金が母体となり、千葉の君津市の複数の会社で選手が働きながら野球をしています。

市民球団です。

君津市のタクシーには選手の顔写真を貼るなど、地域一体となってチームを支えているんです。

昨年秋の日本選手権(全国大会)で優勝するなど、理想のチームです。

http://www.kazusamagic.com/

今までは一つの企業がチームを保有していました。

でも複数の企業で運営して、優勝するような強いチームになっている。

こんな形が女子野球で出来ればな、とか。

沢山の企業の少しづつでチームを運営していく。

環境を良くするには、色々な方法があると思うんです。

あらゆる取り組みをしていきたいですよね。

 

働きながらもっと野球をやる環境が出来ないかなって考えてます。

毎日野球が出来る環境だったり。

学生でサムライにいる選手にとっても、良い事だと思うんですよね。

野球を続けるイメージが出来るから。

それを目標にしないと、なでしこには永遠に追いつかないかな。

(女子野球がメディアにいくら出れるようになっても、環境を整えないと一時的な物で終わります)

クラブチームの先頭を切って行きたいなって思ってます。

アサヒトラストさんは企業としてチームを運営してますからね。

環境良いし、監督も素晴らしいし。

さらには、女子プロさんなんてものすごいですよ。

少しでも環境を近づけるようにしたいです。

 

でね、環境整えるのには時間かかります。

沢山の人に知ってもらう必要もありますよね。

今週の月曜日、六角選手がラジオに出ました。

http://www.ustream.tv/recorded/42470437

自分から情報を発信する、って大切だなって改めて感じました。

自分達の環境を良くするのは自分達なんだ、っていう意識を持ちたいですね。

マラソンの川口選手にしてもそうだし、藤原新選手も自分で切り開いてますから。

お金をかけずに出来る事、沢山あります。

自分でまず動いてみる。

そっちの方が楽しいですもん。

周りの人に協力してもらいながら、新しい事に挑戦していく。

夢がありますよね。

『The Power Of Dreams』

夢を力に。

着実に頑張っていこうと思います。

 

 

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