良い時の感覚を追い求めない


 

 

選手が苦しむ原因を。

僕が現役の時を思い出しても、自分のイメージと実際の動きのギャップに悩みました。

思うようにできないもどかしさがあったし、自分になぜできないのかっていう苛立ちもありましたね。

そういう時って、自分の良い時(結果が出ている時)の感覚を戻そうとしちゃう。

これが自分を苦しめる原因だと思います。

 

感覚で野球をやる難しさ。

自分の感覚と実際の身体の動きがイコールになっている選手は感覚で野球をやっても良いと思います。

でも感覚と実際の動きが違う場合、これはいくら感覚を追い求めても元通りにはならない。

どれだけ練習をしても、良い時の感覚は戻ってこないんですよね。

(戻ったとしてもすぐ忘れちゃう)

 

自分の動きを実際に見る事が上達への近道だと思う。

一番の指導者は自分自身なんでしょうね。

なので、自分の動作を動画で沢山見た方が良い。

(自分がどんな感覚でやっていたかとセットで見た方が良い)

自分ではこう動いているつもりでも、実際が動けてなければ動いてないから。

 

例えば、肩のラインまで肘を上げようとします。

自分の意識では肩のラインまで上げていても、実際の動きが上がってなければ上がってないんです。

どんなに意識を高く持っていても、自分の実際の動きとイコールじゃないと意味がない。

効率も悪いですよね。

(努力が報われない)

そのギャップを埋める為の練習だと思うんですよ。

 

僕自身の事を。

ずっと感覚で野球をやってきました。

がむしゃらに。

それでも上手く行かないから、『自分には才能がないからだ』と思ったり。

(ひねくれてましたね笑)

自分の実際の動きを見てこなかったんですよね。

ヒットを打った時、調子の良かった時の感覚を戻す事に必死だった。

でも戻ってこないんですよね。

身体の動きが戻ってないから。

(もっと言うと良い時に戻すのではなく、さらに進化するべき)

『打てないなら寝ずに振り込んでみろ』

ってコーチに言われて、悔しいから夜中の3時ぐらいまで打ち込みをした事もあります。

(朝までやろうと思ったけど、さすがに無理でした)

でも打てるようにはならなかった。

どれだけがむしゃらに振っても、自分が惨めになるだけでしたから。

 

で、これじゃ野球が終わっちゃうって思って自主練の度に自分の動画を撮りました。

カメラもスロー再生できる良いやつを買ったし。

イメージと実際のギャップがようやく分かりましたね。

だから結果が出てなかったんだ、って。

なので、自分の動画を撮りましょう。

携帯でいくらでも撮れます。

人の動きも良く見ましょう。

(youtubeには先生がいっぱいいます)

チームメイトの動画を撮らせてもらっても良いかもしれませんね。

きっと気付く事が沢山あります。

 

結果を残せる人って自分の事を理解している選手です。

良いところ、悪いところを分かっていて修正ポイントも持っている。

良い動作を積み重ねてきている人です。

上手く出来るのは理由があるし、出来ないのも理由があります。

自分を自分が指導する。

イメージと実際がイコールになってくれば、もっと自分の思い通りの結果がついてくるんだと思います。

勇気を出して自分と向きあってみて欲しいと思います。

 

 

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