W杯を終えて


 

 

W杯4連覇おめでとうございます。

 

決勝は雨の中、厳しいコンディションでしたが粘り強く守り、着実に得点する日本の強さを改めて感じました。

連盟の方々、スタッフの方々、関係者の方々、そして選手の皆さん、おめでとうございます。

また、サムライから参加した3名の選手への沢山の応援ありがとうございました。

 

今回は、大倉さんの野球を振りかえってみたいと思います。

 

2次予選、決勝のアメリカとの2試合、攻め方のバリエーションを変えてました。

この攻撃の幅が、大倉さんの強みだと思います。

1球1球にサインや指示を出してますよね。

だから選手は楽に野球が出来るんだと思う。

自分がやらなきゃいけない事を指示(意識付け)してくれるから、目の前のボールに集中出来てるのかな。

余計な考えをしなくて良い。

 

その事が、大倉さんの頭の中=選手の頭の中に繋がってるんだと思います。

大倉さんに代表選考されるには、サインミスしない事と、サインを決められる技術を持ってる事が重要ですね。

 

それでは具体的にバリエーションを変えた内容を。

 

アメリカの投手は左。

なかなか盗塁のスタートを切りにくいし、単独のスチールは難しいと思います。

そこから、1アウト1塁でバントを選択してるんだと思います。

もう一つ要素があるとしたらシングルヒット1本でもホームに帰ってこれる走力の高さ。

ランナー2塁になるとシングルヒットでホームに返さない為に外野は前に来ます。

でも、日本は打力があるからなかなか前進して守れてなかったですね。

これなら1本で帰ってこれるなって思って見てました。

結果を見ても、ランナー2塁から相手のミスで一気にホームに帰ってきた六角の走塁が決勝点ですからね。

隙のない良い攻撃だと思います。

 

その一方で、大倉さんが攻撃前の円陣で相手投手の癖を選手に話したら、選手が同じ動きをして確認してたのでバレちゃうよって思った。笑

隙ありすぎです。

うんうん、って頷いてベンチの中で見えないように確認しようね。

 

1アウト1塁のバントでもう一つ感じた事。

 

初球からバントをしてました。

アメリカ以外の試合では投手のコントロールも良くないし、バントの場面でも構えだけで初球は見逃してました。

でも、相手投手のコントロールが良い場合には、初球からバントのサインに切り替えてるんだと思います。

(大倉さんの野球に対抗するなら、カウントを悪くしない内に勝負したい)

 

『柔軟さ』

 

大倉さんの野球を一言でいうとこれなのかな。

相手を見て、自分達を柔軟に変化させて戦う。

1球1球にサイン(指示)を出し、大倉さんの描いている頭の中を選手に体現してもらってる。

大倉さんにしか出来ない采配だと感じてます。

この野球の元は駒沢大学の野球なのかな、とか考えたり。

 

サインの裏付けがちゃんとある野球ですよね。

理由がちゃんとある。

とても勉強になりますね。

 

今大会の勝因は、投手を含めた守備力の高さ、走塁の意識の高さだと思います。

その高いレベルを作り上げてるのが、選手の高い集中力だと感じています。

点差が開いても雑になる事なく丁寧に野球をしていました。

 

代表選手として学んだ事を自分のチームに還元していけば、日本女子野球のレベルはさらに上がるんじゃないかな。

沢山の選手に日本代表を目指して欲しい。

選手の目指すレベルが上がれば、練習内容もきっと変わってくるから。

 

次のW杯までの2年間が女子野球にとって大切になると思っています。

沢山の方々に知ってもらえても、中身がなければ応援して頂けないと思う。

女子野球の環境が良くなりますように。

そう願って今週も野球を頑張ろうと思います。

 

日本代表の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

 

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